(宮城県 女川町)
第1回訪問は、障がい者団体に所属するボランティア活動として位置づけられた。鍼灸師としての治療活動は半ば封印し、現地の様子を知る上でも、上記「被災地障がい者センターみやぎ」の活動方針に従って行動をした。具体的には以下の項目である。
1)障がい者の安否確認や介護
2)障がい者のいる家庭の生活支援、津波の被害にあった家屋のゴミだし
3)行政などに情報をつなぐソーシャルワークなどの業務に従事した。
活動を振り返って
3人のメンバーが初めて被災地に足を運んだのだが、まず被災範囲の広範さに圧倒された。阪神淡路大震災の際のノウハウが通用しない部分がある。被災者の今後の生活再建には気の遠くなるような時間がかかることが見てとれた。この第1回訪問では、鍼灸師としての活動は行なえなかったが、現地をじかに、この目で見たのは大きな経験であった。第1回訪問で見聞きしたことを持ち帰り、被災者への鍼灸治療と治療器具を配布し自己ケアを提示していくという活動方針を打ち出した。
(舟橋)
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